ゴールデン・レトリバー(ゴールデンレトリーバー)は、世界中で愛されている非常に可愛い大型犬です。
犬好きならゴールデンを嫌いという方はかなり少ないでしょう。
しかし、ゴールデンによる殺傷事件も実際に起きてしまっています。
必ずしも危険とは限りませんが、最悪の事態に陥らないためにもどのような対策が必要なのでしょうか?
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ゴールデンレトリバーは大型犬であり犬であること!
ゴールデンは犬であるということを忘れてはいけません。
ほとんどの子は穏やかで優しいですが、社会性不足やトラウマ、気質などにより警戒心の強い傾向の子もいます。
ラブラドールも賢く訓練能力も高いイメージがあると思いますが、それでもテレビでトレーナーが咬まれたりしています。
ゴールデンレトリバーによる殺傷事件
以前、犬による事件についての記事でも解説しましたが、ゴールデンが生後10ヶ月の赤ちゃんの頭に咬み付き失血死させてしまった事件がありました。
このゴールデンは臆病で大人しかったそうです。
この「臆病」という性格が事件に繋がったかもしれません。
なぜなら、犬が咬み付くのは警戒心や防衛本能の延長である場合が多いです。
良く門の向こうから威嚇して吠えているけど、門を開けたら吠えながら逃げて近寄ってこないなんてこともありますよね。
そのような時に無理に近寄れば咬み付かれるでしょう。
もしくは遊びたくて吠えている可能性もあるので、表情やシグナルなどで見極めなければ難しいところです。
ゴールデンは大型犬であり咬む力はかなり強いので、社会性は必ず身に付けましょう。
ゴールデンレトリバーの甘咬みはかなり痛い?
知り合いのゴールデンの子も甘咬みが残ったまま成犬になり、遊びがエスカレートすると顎に向かって咬み付く癖がありました。
これが血が出るくらいけっこう痛いんですよね。
たとえダックスでもスボンが破けるくらいです。
甘咬みでも引っ張れば離さない子もいますので。
犬の咬む力を舐めてはいけません。
それが大型犬であり、赤ちゃん相手に甘咬みをしたとなれば、怪我をする可能性は高いでしょう。
ゴールデンレトリバーの飛びつきには注意?
ゴールデンは大人しい子からエネルギッシュな子、甘えん坊な子など様々な性格の子がいます。
特にエネルギッシュな子は飛びつくことが多い傾向にもあります。
相手が体幹のしっかりした男性ならびくともしませんが、子供や老人ならどうでしょうか?
実際に大型犬だけでなく、小型犬でも賠償命令が出た事件もあります。
エネルギッシュのほうが元気で可愛いと思われる方も多いと思いますが、指示に忠実に従うよう普段の散歩でもトレーニングしておく必要があります。
また、犬の飛びつきについては別でまとめていきたいと思います。
ゴールデンレトリバー まとめ
ゴールデンは穏やかで優しく、世界中で愛されている大型犬です。
子供にも優しいイメージがあると思いますが、エネルギッシュで制御が大変な子も少なくはありません。
そして、ゴールデンは犬であるということを忘れてはいけません。
甘咬みが残っていれば、ワンちゃんには悪気はなくてもかなり痛いです。
それが赤ちゃん相手ならかなり危険です。
また、社会性不足などにより警戒心が高く、臆病な子はゴールデンに限らず注意が必要です。
そして、飛びつき行動についても指示に忠実に従うようトレーニングが必要です。
老人に飛びついて打ち所が悪く死亡させてしまっては責任が取れません。
必要なことを満たしてあげれば、ゴールデンは優しく愛情たっぷりのパートナーとなってくれるでしょう。
優しい笑顔に毎日癒されることができます。
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