犬を家族に迎える最初の判断が大切です。
最近はペットショップでも保護犬の飼い主探しに力を入れたり、生体販売の禁止を実施されている店舗も少し増えてきました。
それには殺処分や悪徳ブリーダー、ペットオークションなどの影響も関係しています。
ブリーダーから直接迎えるべきなのか、ペットショップで購入で大丈夫なのか?
または、里親からなのか?
解説していきます。
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ペットショップの子犬の仕入れ方を知ろう!
生体の仕入れ先の大半は生体市場でしょう。
オークションを通じて仕入れてきます。大量に積み上げられた白いケースを見たこともあります。
その他には自家繁殖や、直接ブリーダーから仕入れているショップもあります。
自家繁殖の場合は近親交配されている可能性もあります。そして、親犬達は十分な運動をさせてもらえていない施設も少なくありません。
商売の利益のために不幸な運命を辿ってきた犬達は本当に多いのです。
悪徳ブリーダーは本当にひどい!
ニュースで観たことがある方もいると思いますが、
- 母犬は散歩もケアも一切されずただ産ませれば良い。
- ケージは常に不衛生
- 子犬は兄弟犬と遊ばせていない
- 早く引き離すため免疫力も低下
- 先天性の病気がある可能性が高い(近親交配など)
- 社会性不足
などなど切りがないくらいです。
繁殖引退犬が保護犬で引き取られるのは用が無くなって餌代すら勿体ない出費だから捨てるということです。
そして、その子達は人に警戒しやすい、何かしら病気がある可能性は高いです。
母犬から子犬へ寄生虫が移るのもこの環境とケアの無さなどから影響しています。
保護犬を薦める理由とは?
これから更に高齢化が進み、やむを得ず飼育出来なくなったケースも多くあります。
実際にネットで里親募集のサイトには、毎日子犬から老犬まで頻繁に掲載されています。
誰かが保護し、飼い主にならなければ殺処分になります。
実際に私が預かりボランティアで野犬の子犬2匹を預かったことがありますが、尻尾を大きく振ったり可愛すぎて仕方ありませんでした。
捨てられた野犬が子犬を産むケースもあり、里親募集の子犬は、野犬の子犬が多いです。
どの子にも個性があり、生活スタイルに合った保護犬を迎えることも是非視野に入れてもらいたいです。
犬の先進国ではブリーダーかティアハイム!
ティアハイムとは保護施設のことで、犬や猫だけでなくウサギや馬など様々な種類を保護している施設です。
ティアハイム・ベルリンでの譲渡率は9割を越えており、命の大切さに対する意識の違いも凄く感じます。
そしてブリーダーから直接迎える場合は、必ず施設環境や母犬の性格や状態を実際に見て確認するべきです。
劣悪な環境の可能性もあるので、病気や寄生虫の可能性はなるべく避けたいところです。
犬を家族に迎える まとめ
ペットショップでも凄く良い環境にしようと努力されている店舗もありますが、実際は劣悪な環境やアルバイトの知識の低さが買い手の間違った飼育に繋がるケースもあります。
そして、ペットオークション、悪徳ブリーダーの存在には批判的な意見も多くあります。
これらの現状を知っていただき、保護犬や実際にブリーダーさんの飼育環境を確認するなどの方法を取っていただくことが大切です。
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