愛犬と一緒に休みにはドッグランへ行かれる方もいらっしゃると思います。
どこのドッグランでも出入り口は2つあると思いますが、その理由は脱走防止だけではありません。
実際には経営されている方も知らない方が多いです。
では、他にはどのような理由があるのでしょうか?
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愛犬を穏やかな状態を保つため!
喧嘩をする理由はどちらかの子(又は両方)が社会性不足で、更に落ち着きがなく興奮している状態の時に防衛本能や権勢症候群などから起きることも多いです。
尻尾を振る行為は必ずしも楽しんでいるという訳ではなく、興奮して落ち着かない時にも尻尾を振ります。
入り口から入り口へとテンションが一段階ずつ上がり、ドッグランへ入る頃にはかなり興奮した状態になっているでしょう。
犬の散歩の時も同じ!
散歩の際にも、室内から道路へ出るまでに同じような状況となります。
例えば、室内でリードを付ける⇒リビングを出る⇒玄関のドアを開ける⇒門を開ける…外に出る頃にはかなり興奮状態となっている子もいるのではないでしょうか?
攻撃性のある子がこのような状態の時に他の犬達と出逢うことは更に大変危険です。
毎回愛犬を落ち着かせる!
ドッグランでは一つ目の入り口で落ち着かせる、続いて二つ目の入り口でも落ち着かせる。どちらも必ず入る時は飼い主から先に入りましょう。(権勢症候群対策など)
ご自宅でも玄関を出る時、門を開ける時なども同様に落ち着かせて飼い主から出ましょう。
指示を出しご褒美を与えることは信頼関係の向上に繋がります。また、飼い主をリーダーとして認めてくれることにも繋がります。
頼れるリーダーがいないことは、権勢症候群としてフードアグレッシブ(食事中に触ると唸るなど)や吠え癖など様々な問題行動も見られるので、愛犬のストレスも溜まりますし、飼い主さんやお客さん達にも怪我の恐れがあります。考えられる原因を一つずつ取り除く必要があります。
まとめ
今回はドッグランの扉がなぜ2つあるのか?について解説していきましたが、大切なことは飼い主さんがしっかりリーダーとなり、愛犬が穏やかでいられるようにすることです。
他の犬と喧嘩をする理由は、社会性不足の子が興奮している状態の時に、防衛本能や権勢症候群などから起きることが多いので、他の犬達と喧嘩をしてしまう子をドッグランに連れて行くことがストレスを与えてしまっているパターンもあります。
但し、落ち着かせてからドッグランへ入ることで避けられた喧嘩も少なくないと思います。
次回ドッグランへ行かれる際や散歩の際には、是非落ち着かせることを意識してみましょう。行動の違いがきっと目で見て分かると思います。
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