ポメラニアンは日本だけでなくアメリカやヨーロッパ各国でも人気です。
小さくふわふわな外見に愛らしい表情にも魅了されます。
しかし、威嚇されて怖いとの意見も!
特徴や性格を知ると、原因も少しずつ見えてきます。
また、必要な散歩時間、注意点なども解説していきます。
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ポメラニアンに威嚇されて怖い?
ポメラニアンは気質など個体差にもよりますが、特徴としては
-
活発で好奇心旺盛
- 友好的
- 飼い主に依存しやすい
- 甘えん坊
- 自立心も高め
- 縄張り意識が強い(社会性や生活環境も影響する)
- 警戒心が強い(こちらも社会性次第で大きく変わる)
-
協調性も高い
などの特徴があります。
甘えん坊などは可愛く思えますが、飼い主に依存しやすい、警戒心が強いなどは社会性不足によりデメリットに繋がりやすくなります。
では、ポメラニアンの威嚇の原因に繋がる根拠をピックアップしていきます。
【注意点①:警戒心】
警戒心は基本的にどの犬種でもあります。
しかし、さらにポメラニアンは縄張り意識も強いと言われているため、室内で過ごさせてばかりいると吠え癖や威嚇する頻度も増えます。
子犬の頃からいろんな人や車、音などに慣れる機会がなければ、縄張りに入ってきた部外者を威嚇するポメラニアンになってしまっても納得ができます。
これが「社会性が不足している」ということです!
そして、飼い主さんの愛犬に対する接し方も、威嚇を強化することになります。
【注意点②:間違った接し方】
友達を呼んで家に招待したとします。
愛犬のポメラニアンが友達を威嚇した時、あなたはどう対処しますか?
①「ダメでしょ」と笑いながら撫でる
②高めの声で「コラコラ」と言いながら抱き抱える
③抱き抱えて無意識に撫でている
どれもポメラニアンの威嚇を強化します。
小型犬なので抱き抱えやすいですよね。
しかし、接し方を間違えることが問題を悪化させています。
余談ですが、ポメラニアンは飼い主に依存しやすいため、愛情を与えすぎると分離不安にも繋がりやすいです。
その結果、家具を破壊したりいたずらが増えることになります。
若い犬ほどエネルギーが有り余っているため、ストレスを発散させながら破壊します。
また、飼い主さんが帰宅した時におしっこを漏らしてしまうのも、この分離不安が関係しています。
ポメラニアンとは?
【カラー】
オレンジ、ホワイト、ブラック、パーティー(白ベースに黒やレッドなど)、稀少なブルー系など様々です。20種類以上あるとも言われています。
【体重】
約1.8kg~約3.0kgくらいと言われています。
【毛質】
ダブルコートでふわふわな毛吹きが特徴的です。適度にブラッシングをかけてあげましょう。生え変わり時期には下地が特に抜けやすいです。
ポメラニアンの祖先犬はサモエド!
祖先犬のサモエドは人懐こく従順な人気の犬種です。
サモエドは大型犬ですが、中型のスピッツ系から品種改良され超小型犬に固定されたのがポメラニアンです。
友好的であり遊び好き、自立心がある性格なども似ています。
ポメラニアンに必要な散歩時間は?
ポメラニアンは関節が弱い傾向にある犬種ですが、散歩は雨などが降っていなければ1日2回ほど最低でも15~20分程は行くべきです。
長時間行く場合は、途中で休憩を挟むなど体の負担を少し減らしてあげると良いです。但し、休まず一緒にランニングなど負担の大きい散歩は止めましょう。
高齢になって普段と違う公園などに連れていくことも、脳に良い刺激を与えられます
また、散歩時間は特に決めずに不規則に連れて行ってあげましょう。
ポメラニアンがかかりやすい病気!
- 気管支虚脱
- 膝蓋骨脱臼
- 副腎皮質機能亢進症(クッキング症候群)
- 涙腺症
- 水頭症
などの病気が特に目立つと言われています。
ポメラニアン まとめ
ポメラニアンはふわふわな毛質に愛らしい笑顔などが魅力的です。
散歩もほとんど必要がないと言う意見がありますが、そんなことは絶対にないです。
毎日行く必要があります。(雨の日はノーズワークなど室内でストレス発散も)
ストレスを発散させ、いろいろな匂いや物に良い刺激を与えてもらいましょう。
子犬の頃から社会性を学ばせ、権勢症候群や分離不安にならないよう意識しながら愛犬がストレスを溜めないようにすることが、無駄吠えや威嚇行動のない穏やかな姿で毎日を過ごせられるでしょう。
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