愛犬からオモチャを取り上げようとすると威嚇して唸ることがあります。
その後に咬み付く子、高い鳴き声で抵抗する子など様々ですが、意外と簡単に正すことができます。(個体差にもよる)
では、さっそく原因や対策を解説していきます。
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犬が唸るのは独占欲から?
オモチャを取られたくない感情からの行動がほとんどです。独占欲の強い傾向にある犬種もいますが、個体差により様々です。
そして、気質も関係してきます。
同じ飼育状況でも少し抵抗して離す子もいれば、威嚇して本気で抵抗する子もいます。
このような行動に出る子は、フードアグレッシブのある子も少なくありません。
運動不足や権勢症候群の可能性ももちろんあるので、この問題が解決したからといって安心ではありません。原因から正す必要があります。
オモチャを取ろうとすると唸る原因と対策は?
対策は、所有権が飼い主にあるということを教えましょう。
オモチャを取ろうとすると威嚇したり唸る場合は、まず怖がらずに堂々と足でオモチャを踏みます。
その時はまだ自分の物だと主張しながら唸り続けていると思います。
しかし、犬の興奮は長くは続きません。
個体差はありますが、オモチャの場合は数分くらいすると落ち着く子も少なくありません。
愛犬がオモチャから口を離し、しっかり落ち着くまでは構ってはいけません。
穏やかな表情になったり反省した様子に変われば撫でてあげましょう。離しても興奮して吠えている時には触れずに話しかけるのも控えましょう。
これだけのことですが、正しいタイミングで行えば、次にオモチャを与えてから取ろうとすると大人しくしている子もいます。
出せの練習も大切!
オモチャは大小、素材も様々です。誤って飲み込んでしまうこともあります。
そして、気管や腸内などで詰まり重大な病気に繋がる可能性もあります。
先程の対策はかなり効果的ですが、有名なのが「出せ」を覚えさせることです。
おやつが一番早く離すことを覚えさせることができるでしょう。
咥える→おやつ→離したタイミングで「出せ」→ご褒美
この繰り返しを行えば、すぐにでも離すようになるでしょう。
おやつはポケットなどに入れ、オモチャに意識がいった後の指示を出すタイミングで出すようにしましょう。
まとめ
オモチャを取り上げようとすると唸る行動は、独占欲が影響している可能性が高いです。
対策はオモチャを足で踏み、愛犬が落ち着き反省するまで待ちます。
これだけのことですが、効果的な正し方です。
注意点として、オモチャを踏む際に躊躇して怖がらないこと。また、離したからと吠えて興奮している状態はまだ反省はしておらず、体には触れず穏やかになるまで待ちましょう。
犬の興奮はそんなに長くは続きません。
原因としては、運動不足や権勢症候群の可能性もあるので、他の問題行動がある場合は原因を正す必要があります。
独占欲が強く困っている方は、是非試してみてはいかがでしょうか?