チワワは日本でも多くの方に愛されている小型犬です。
可愛らしい外見や抱っこもしやすいサイズが人気の理由の一つです。
甘えん坊なチワワは本当に可愛くて仕方ありません。
しかし、来客者に対し何度も威嚇して吠えたり触ろうとすると咬み付いたりするチワワのイメージもあると思います。
怖い、嫌いなどの印象も実は少なくありません。
チワワを飼おうと検討されている方はこれらに気を付けましょう。
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チワワが吠える原因!(来客者など)
考えられる原因は、
- 権勢症候群(飼い主が頼りないと判断されているなど)
- 縄張り意識
- 運動不足
- トラウマ(人を警戒する理由ができた)
- 社会性不足
- 擁護のし過ぎ(庇い守ること)
などが原因の可能性は高いです。
これらの原因により、
- 飼い主を守ろうとして吠える
- エネルギーが有り余って吠える
- 社会化期にいろんな人に会っていないことで警戒心が生まれて吠える(ほとんどの犬は警戒心があります)
- 人がとにかく怖くて吠える
などの吠え癖に繋がってしまいます。
メインは権勢症候群や社会性不足が原因だと考えられます。
警戒心や恐怖心から吠えている印象を凄く受けます。
これらの原因は、ペットショップでの説明不足、チワワは散歩はほとんど必要がないと誤解されている飼い主さんが多いことも原因の一つです。
ペットショップでは「チワワは室内で適度な遊びで十分」とアドバイスする店員もいます。
スタートを失敗しないためにもこれらは特に注意が必要です。散歩が必要のない犬種はいません。
チワワの威嚇や咬み付き行動の原因!
考えられる原因は、
- 社会性不足
- 権勢症候群(飼い主が頼りないと判断されているなど)
- トラウマ
- 擁護のし過ぎ
などが主な原因だと考えられます。
これらの原因により、
- 飼い主を守ろうと威嚇
- 人に慣れていないため警戒心からの威嚇
- 人に手を上げられていたことにより恐怖心から威嚇
など、防衛本能からの攻撃行動に繋がりやすいです。
チワワは特に警戒心が強いと言われているので、これらの行動に出やすくなります。
嫌い、怖いと感じてしまう原因でもあります。
問題行動の原因については、こちらにまとめてあります。
チワワは犬である!正しい抱き方や触り方は?
チワワは小さくてずっと抱っこしていたくなりますが、チワワは犬であるということを忘れてはいけません。
人形のように飼い主さんと同じ目線の高さで抱っこしている子(社会性不足になっていた場合)に吠えられたり咬まれそうになったことが何度かあります。
この場合は腰辺りで正しい抱き方に変えましょう。それだけで反応が変わる子もいます。
また、触る側も怖がりながら手を近づけるとエネルギーが犬側にも伝わります。
すぐに吠えられるでしょう。
チワワは吠えている状態に庇いやすく、騒ぎながらダメと体を触りながら止めることは応援されていると理解してしまうこともあります。
問題行動の強化に繋がるので低い声でダメとエネルギーで叱ることがコツです。
反省して穏やかになるまでは触らず逃がさないようにしましょう。
チワワは毎日ストレスが溜まっているかも?
これらの行動を起こす時には悪いストレスが溜まる状態になります。
吠え癖が通行人やインターフォンなどに対し毎日のようにある子については落ち着ける日がないということになります。
病気になる可能性が高くなることにも繋がります。
穏やかに安心して過ごすことができるよう、仔犬の頃に必要な社会性、十分な運動、信頼関係作りなどを常に意識していきましょう。
まとめ
チワワは小さく可愛らしく本当に愛しくなる犬種です。
そのため、吠え癖や咬み付き行動などに対し間違った接し方をすると問題行動の強化に繋がることがあります。
必要な社会性を社会化期に学ばせること、十分な運動、正しいスキンシップ、信頼関係などに注意し、大切な愛犬が穏やかに安心して過ごすことができるよう飼い主の責任を果たしていきましょう。
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