ミニチュアダックスはアナグマを狩るための狩猟犬として活躍していました。
そのため、小柄ですが筋肉は比較的しっかりしています。
ノズルが長くアーモンド型の特徴的な目をしています。
垂れ耳とのバランスも良く可愛らしい外見で多くの方に愛されています。
他にもスタンダードやカニヘンダックスがいますが、今回は特に飼育率の高いミニチュアダックスについて解説していきます。
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ミニチュアダックスの散歩の仕方?
ミニチュアダックスは小型犬ですので散歩はあまり必要ないかと思われがちですが、一日2回程に分けて約20分は行く必要があります。散歩は凄く大切です。
好奇心が旺盛な面もあるので自転車や車などに注意は注意が必要です。
また、歩行速度も子犬の頃は特に関節を痛めない程度にゆっくりめが良いです。
1歳を越えてくれば骨格もしっかりしてくるので、トロット(速歩)を筋肉の発達や維持に取り入れることもオススメそます。
但し、過度な激しい運動は椎間板ヘルニアの危険性が増すのでなるべく控えるべきです。
【拾い食いに注意】
ミニチュアダックスは短足で地面に顔が近く、嗅覚にも優れており好奇心が旺盛な面があることにより、気になる物や糞が落ちていると口に入れてしまう傾向が強いです。
糞から寄生虫が移る可能性もあり危険ですので、拾い食い対策は子犬の頃から徹底しておくことをオススメします。
ミニチュアダックスの特徴とは?
やはり胴長短足な見た目が特徴的です。生後15ヶ月程になり胸囲が30~35cmであればミニチュアダックスであると言われてます。
【カラー】
レッド、ブラックタン、イエロー、ゴールド、シルバーなど多彩です。
イエロー(クリーム)の子はアルビノ遺伝子が入っているために内蔵疾患や視覚障害を起こす可能性が高くなります。
【体重】
3.5~7、8kg程です。抱き上げると筋肉がしっかり付いているので思ったより重い子もいます。
【毛質】
スムースコート、ロングコート、ワイヤーコートの3パターンに分かれています。
ミニチュアダックスは毛質により性格が変わる?
【スムースコート】
短毛で光沢のある体が特徴的です。猟犬として仕事していた名残が一番残っており活発で遊び好き、好奇心も旺盛な子が多く見られます。
【ロングコート】
ウェーブがかった柔らかい毛質が特徴的です。気品のある姿が可愛らしさを倍増させてくれます。
スパニエルの血が混じっているので比較的穏やかで優しく、膝の上に乗ろうとしたり甘えん坊な子が多く見られます。
【ワイヤーコート】
テリアの血が混じっているので気質が荒い傾向にあります。
頑固な面がありますが、しっかりとしつけや信頼関係を築くことでより飼い主に忠実な子になってくれます。
ミニチュアダックスがかかりやすい病気!
- 椎間板ヘルニア
- 突発性鼻炎
- 関節リウマチ
- 尿石症(ミニチュアダックスは成犬のほうがなりやすい)
- 白内障、緑内障
などです。
やはり胴長短足である特徴より椎間板ヘルニアのリスクは高いです。
元気がない、動きがおかしいなどを感じた場合には動物病院で診てもらいましょう。
まとめ
ミニチュアダックスは個性的な外見で大人しく甘えん坊であったり元気で活発であったりと性格も豊かで面白いです。
散歩も室内での遊びだけでなく十分な運動をさせてあげましょう。
そして、拾い食いしないように注意が必要です。癖になると毎回繰り返してしまいます。
椎間板ヘルニアになりやすい犬種なので過度な激しい運動は避けることも注意が必要です。
ミニチュアダックスは多くの方に愛される個性的な犬種です。可愛らしい自慢の愛犬と長く一緒に居られるよう最善を尽くしていきましょう。
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