芝犬はオオカミに一番近いというDNA研究の結果があります。
他にも秋田犬も上位に入り、しつけは早めにしておかなければ問題行動にも繋がりやすい犬種とも言えます。
そのため、吠える、咬むなど怖いイメージに繋がっています。
では、芝犬はどのような特徴があり、どのような問題行動が起きやすいのでしょうか?
なぜ初心者向きではないのでしょうか?
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芝犬の特徴とは?
【芝犬のカラー】
赤色、黒色、白色、胡麻色など
【芝犬の体重】
オスは約10kg、メスは約9kgとメスの方が少し小ぶりとなり小型犬として登録されています。
【芝犬の外見】
短毛でダブルコートですので冬は得意、夏は苦手です。
尻尾は巻尾、差尾。
ガッチリと筋肉質な体型のタヌキ顔(狩猟犬らしさ)に、引き締まった体型のキツネ顔(オオカミにより近い)に分かれます。
ほっぺが伸びやすいのでファンにはたまらないポイントです。
柴犬の性格は知っておくべき!
- 他の犬種よりも飼い主(リーダー)に忠実
- リーダーに愛情深い
- 警戒心が強い
- 他人には興味をあまり抱かないことも
- 狩猟犬の本能として勇敢な子が多い
- 自立心が湧く場合がある
- 環境が変わると不安で吠えやすい(性格や社会性にもよる)
などの性格が特徴的です。
柴犬は社会性が重要!足りなければ危険?
柴犬はリーダーに対し愛情深くとても忠実です。
そのため、社会性が不足したり、散歩やしつけによる信頼関係が足りない場合などには問題行動が増え、手に負えなくなることなることもあります。
問題行動の原因についてはこちらにまとめてあります。
柴犬はペットショップでも気軽に入手できる機会が多いため、社会性の重要さを教えてもらう機会が少なくドッグトレーナーへの依頼はかなり多いのです。
多い問題行動は常同行動や咬み癖、吠え癖です。
頼れるリーダーがいない場合に、柴犬は忠誠心が高いことが不安定に繋がってしまいます。
突発的に咬み付くこともあるので、里親で迎える場合などにも注意が必要です。
可愛いから飼うは、柴犬を不幸にする?
柴犬はオオカミに一番近いDNAであると研究結果でも立証されています。
柴犬がやっぱり可愛いからペットショップに見に行こう!
実は、これはかなり危険な行動です。
また、結果的に柴犬を不幸にすることに繋がります。
なぜなら、殺処分されている犬種の中で一番多いからです。
それだけ問題行動に困る方が多いということです。
もちろん、子犬の頃から社会性をしっかり学ばせ、触られることにも良いイメージを与えたりすれば可愛すぎる犬種です。
しかし、そこまで社会性などの重要さが日本には浸透していません。
生き物を飼うことは、犬に限らず、飼い方、注意点などを事前に知識を増やすのは必須だと思います。
それが飼い主の責任です。
これから柴犬を飼おうと考えている方は、飼えるのかもう一度考えてみて下さい。
柴犬は初心者向きではありません。
柴犬に必要な散歩時間!
狩猟犬として働いていただけあって、小型犬の中でも運動量は多く必要となります。
そして、リーダーとの信頼関係も凄く大切なので、毎日の散歩によりストレスを発散させながら関係を深めていきましょう。
一日2回30分~1時間は必要でしょう。
散歩は信頼関係を築く、凄く良い機会です。
柴犬は吠えづらいと書いてあるサイトもありますが、もちろん吠える柴犬はたくさんいます。
そして、運動不足によりストレスが溜まり、エネルギーが有り余っている柴犬はかなり欲求吠えをしたりします。
柴犬がかかりやすい病気!
- アトピー性皮膚炎
- 膝蓋骨脱臼
- 股関節形成不全
- 白内障
- 角膜炎
などが多く見られます。
柴犬 まとめ
柴犬は飼い主にとても忠実で愛情深く、本当に一緒にいてお互い幸せを感じられる犬種です。
気質にもよりますが、社会性をしっかりと身に付けた柴犬は凄く可愛らしく感じます。
しかし、オオカミに一番近い犬種でもあり、その分、子犬の頃の社会性や信頼関係、運動などが不十分になってしまうと問題行動に悩まされる可能性は高くなります。
しっかりと社会性を学ばせ、しつけや散歩などにより飼い主がリーダーになれば他の洋犬達とは少し違った理想の関係を得られるでしょう。
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