東アジアでは中国、韓国など犬食文化は未だに合法です。
台湾でも以前、犬は食用とされていました。
それは日本も同じですが、台湾の闇市場では取引され続けていたのです。
現在は犬肉を食べることは禁止されているのでしょうか?
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アジア初!犬猫肉の消費に罰金制度!
1998年には、犬や猫を殺し販売する行為は禁止となっていましたが、やはり闇市場においては取引が続けられていました。
そのため2017年に、故意に犬や猫に危害を与えた者は最大約720万円の罰金と、2年以下の懲役を科す形に法改正されました。
また、犬や猫の肉を買ったり食べたりした者に対しても約18~90万円の罰金科されることに。
犬や猫は家族として!飼育率も大幅増加!
この法改正は、犬や猫を食べる習慣から、多くの人が家族の一員という考えに変わってきたことも理由だそうです。
台湾では、動物を傷つけた映像や、虐待などによる刑を受けずに済んだ者も少なくなったことが問題となり、国民の愛護意識が高まったと思われます。
行政院農業委員会の各県市犬猫統計によれば、2009年には約155万匹に対し、2017年には約250万匹まで増加しています。
また、ペット用品も経済部国際貿易局の統計によれば、2009年から2017年までの犬猫用品輸入額は約8000万ドル以上も増加しています。
台湾のペット事情とは?
- トリミングが安い(日本の1/4程度)
- 治療費も安い
- 殺処分の禁止
- 譲渡会を開くペットショップも多い
- 野良犬を皆で世話する地域も
調べていると、日本と犬に対する愛情は変わらないと感じます。
生体販売は禁止されていませんが、ショップ店員の方も反対されている方もおり、譲渡会をショップ前で開かれることもあるそうです。
ただ、中・大型の野良犬が多いそうです。狂犬病の恐れもあるため、犬は本当に可愛らしいですが、舐めてはいけません。
きっと私なら触りたくて仕方なくなるでしょう…
まとめ
台湾の犬や猫への意識は家族へと変わっています。
故意に痛め付けたりした姿を証拠としてとらえれば、加害者も罰金は大きく、虐待防止にも凄く大きな法改正だと思います。
日本でもYouTubeに虐待動画を載せる、野良猫を保護すると見せ掛け虐待するなど、最近ではTwitterなどSNSの影響も大きく、ニュースでも取り上げられることが多くなりました。
この法改正は、他国にも良い影響を与えますし、何より犬達にとって凄く嬉しい出来事です。
世界中の犬達が幸せでいて欲しい。
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