犬を飼うにあたり誰もが一度は悩む問題でしょう。
吠え癖、咬み癖、家具を壊すなどなど。
犬は私達とは話することができませんが、咬み癖や吠え癖などがあるということは何かしらの原因がある証です。
なぜこれらの問題行動が起きてしまうのか解説していきます。
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犬の問題行動の原因は様々!
- 社会性不足
- 運動不足
- 愛情不足
- 分離不安
- 権勢症候群
- 信頼関係の欠如
など様々ですが、一つ満たして上げることで二つ、三つと満たされていくことにも繋がります。
例えば、運動不足による問題行動を抱えている子は本当に多いですが、散歩により信頼関係を築くこともでき、愛情不足も満たされやすいです。
強迫神経症(常同行動)対策にもなりメリットが大きいです。
超小型犬は散歩が必要ないと思われている方や、このようなアドバイスをするペットショップの店員さんも見掛けたことがあります。
散歩が必要のない犬種はいません。
そして、これらをしっかり満たしてあげなければ様々な病気のリスクにも影響します。
犬の社会性とは何か?
犬の社会性不足を耳にこともあるかと思います。社会性の例として
- いろいろな犬達との接し方(遊びや挨拶など)
- 人に対する接し方(男女により警戒心が変わることにも影響)
- 音に対する慣れ(電話や雷、インターフォンなど)
- 散歩中の恐怖心(車に慣れてないなど)
など、これらに慣れていない犬は、無駄吠えや咬み付き行動(主に警戒心や恐怖心からの防衛本能など)などに移ってしまいます。
子犬の社会化期にどれだけ多くのことに慣らすことができるのかにより、成犬になってから犬達がどれだけストレスが少なく穏やかに過ごすことができるかに影響します。
犬にとって飼い主が頼りない?
これは権勢症候群と呼ばれ、犬が飼い主が頼りないために守ろうと吠えたり咬み付くなどの行動に移ることが問題行動の原因でもあります。
犬がリーダーになってしまっている状態です。
元々、犬は自らリーダーになりたいと思っているパターンは少ないと言われています。
そのため、リーダーになって来客や音などに対して警戒して吠えたりしなければいけないことはストレスということになります。
飼い主は愛犬が穏やかに安心して過ごすことができるよう、ご飯の与え方、散歩の仕方、叱り方なども正しい方法で行う責任があります。
犬の問題行動の原因を予想する!
犬の問題行動には必ず何かしらの原因があります。
例えば、
- 吠え癖🔜警戒心、社会性不足、分離不安、病気など
- 咬み癖🔜社会性不足、甘咬みの延長、恐怖心や警戒心からの防衛本能など
- 常同行動(前足をひたすら舐める、自らの尻尾を追いかけ咬むなど)🔜ストレス、愛情不足など
などがありますが、まずは原因を予想し、改善するためにどうすれば良いのかを経験の豊富なプロに相談したり、いつもと様子がおかしいと思った時には早めに動物病院に診てもらうなどの対策が必要です。
まとめ
犬の問題行動は、子犬の頃から家族に迎える場合は必ず社会性を身に付けさせること。
そして散歩による運動不足の解消や信頼関係を築くことなどを特に意識することで、愛犬はきっと穏やかで従順で居られるでしょう。
問題行動が原因で殺処分になった子は少なくありません。
私達は飼い主として愛犬を幸せにしてあげる責任があります。
そして、問題行動には必ず意味があります。根本的な原因を取り除いてあげ、互いにストレスを抑えメリットの多いドッグライフを送りましょう。
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