犬の病気の一つに胃捻転という危険な病気があります。発症から数時間で命を落とす可能性もある非常に怖い病気です!
どのような犬種に起きやすいのか。また、どのような症状が出やすいのか解説していきます。
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大型犬は胃捻転が特に多い?
大型犬などの胸腔の深い犬種に多く、ある犬の映画でも取り上げられていました。(ネタバレになるので控えておきます)
- ゴールデンレトリーバー
- ラブラドールレトリーバー
- グレートデーン
- ワイマラナー
- セントバーナード
など、やはり大型犬に目立ちます。
犬の胃捻転はどのような原因で発症してしまうのか?
はっきりとした原因は解明されてないそうですが、
- 食事直後の運動
- 多めの食事量
- 早食い、早飲み
- きめ細かいフード
- 異物を飲み込んだ
- 空気が溜まる状態になってしまう
など、やはり食事が関係している可能性は高いです。
急性胃拡張の起こらない状態に気を配らなければなりません。
犬の胃捻転には対策はあるのか?
対策も食事の内容や食べ方に気を配る必要があります。
- 一度に大量に食べさせない
- 一気喰いさせない(中に無数に突起のある容器に変える)
- 食後は少し落ち着かせてから散歩や遊びを行う
- 粒の大きめのフードに変える
など、食事や食事直後の運動に気を付けましょう。
犬の胃捻転はどのような症状が起こるのか?
やはり、食事が関係して起こりそうな症状がやはり多いです。
- お腹が膨らむ(副腎皮質機能亢進症などに似ている)
- 吐き気を訴えるが出ない
- 落ち着きがない
- ヨダレが多く出る
- 呼吸が荒い
などの症状が起こります。
普段の状態を良く観察し、異変にすぐ気付いてあげる必要があります。
まとめ
犬の胃捻転は急死する可能性のある本当に危険な病気です。
特に大型犬を飼っている方は普段の食事に注意を払い、食事直後の運動や遊びは避けましょう。
加齢の子に起きやすいですが、若い成犬にも起こる可能性はあります。
大切な愛犬が元気に長生きできるよう、対策を普段から心掛けていきましょう。
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