愛犬が必要のない時に吠え続けたり、留守番から帰ってきたらゴミを荒らしていたなど叱らなければと思うシチュエーションがあると思います。
そのような時はどのように叱れば良いのでしょうか?
正しい叱り方をしなければストレスに繋がってしまいます。
気を付けるポイントを押さえていきましょう。
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犬をその場で叱ることが重要!
犬は過去の出来事を繋ぎ合わせて思い出すことができないと言われています。(嫌な経験などは記憶として思い出すことはできる)
留守番中にゴミなどを荒らしていたとして帰宅後に叱ったとしても、なぜ叱られているのか分からず、飼い主は急に怒ったり怖いとイメージを抱いてしまいます。
必ず間違った行為をしたその瞬間に叱る必要があります。
理想は3秒以内と思ってもらっても大丈夫なレベルです。
このタイミングはかなり重要です。
犬を叱る際のボディータッチはタブー!(声を高めに騒ぐなど)
犬は大好きな飼い主に構ってもらえることに喜びを感じたりもします。
間違った行為をして叱る際にダメと言いながら体を触る行為(高い声で撫でながらなど)は、犬にとって誉められると勘違いしたり、注目してもらえるなどと勘違いさせてしまいます。
散歩中に他の犬や人に対して警戒して吠える犬は、吠え始めた時にリードを引っ張りながらダメなど大きめの声で伝えてしまうと、犬は飼い主に応援されている、守らなければと理解させてしまう可能性が高いです。
止めようと体を優しく触り止め続ける行為も犬には良い印象を与えてしまうでしょう。
犬の正しい叱り方!どのようにすれば良いのか?
- 間違った行為をした瞬間に、ダメなど叱る意味で統一した言葉を低い声で
- 叱っている時のエネルギーを愛犬に伝えること(犬同士の場合もリーダー犬は押し倒すなどをして相手が反省するまでその場を動かないことも)
- 触らずに逃げ場を作らず反省するまで待つ(堂々とした態度で)🔜落ち着いたら伏せをしたりし、表情が穏やかになりやすい
- 威嚇されたり状態が変わった瞬間に首の付け根や腰辺りを軽くつついて意識を切り替えさせてから落ち着かせる
などが有効です。(細かいコツがあるので難しいかもしれません)
間違ってもノズルや頭を叩いたりすることは止めましょう。
ストレスも溜まり、精神的にも不安定に繋がります。
暴力と恐怖でしつけすることは必要ありません。
肉体的・精神的なストレスによるデメリットも多く、防衛本能からの咬み付き行動にも繋がる可能性があります。
首の付け根などをつついて意識を変えさせて叱ること、かなり重要です。
この時にしっかり反省させて落ち着かせることが、穏やかにさせるコツです。
犬の正しい叱り方 まとめ
愛犬を叱る際にはその場で叱ることを意識しましょう。
そして、叩くことも触ることもせずに叱っていると犬にエネルギーで伝えましょう。(興奮している場合などには意識を変えるために軽くつついて脳を切り替える)
そして、しっかり反省させることが大切です。
叱るタイミングを間違えてしまうと、逆効果となり吠え癖などの強化に繋がってしまいます。
ボディータッチや声のトーン、叱る際のパターンを統一させ、必要のないストレスを少しでも無くすことを意識しましょう。
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