犬もうつ病になるのでしょうか?
もちろん、犬もうつ病になります。
症状も様々ではありますが、うつ病により死亡することもあります。
早めの対策をしなければ毎日ストレスを溜めてしまいます。
犬のうつ病の原因を知り、治し方などについても解説していきます。
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犬のうつ病の症状とは?
犬のうつ病には様々な症状があります。
- 飼い主の呼び掛けに反応が弱い
- 元気がいつもより明らかに無い
- 食欲の変化(増減)
- 隠れる
- 前足を舐め続ける
- 目が細くなり無気力
などがありますが、これらの症状は常同行動や別の病気の可能性もあるため、必ずしもうつ病とは言い切れません。
しかし、うつ病になると表情にも元気がなく、寝込んで大好きなオモチャにも興味を示さなくなれば対策が必要になります。
飼い主にも近寄らなくなることもあり、信頼関係が崩れやすく、群れとして安心できる環境とは程遠くなってしまいます。
犬のうつ病の原因とは?
なぜ犬のうつ病に繋がってしまうのでしょうか?
やはり、不安やストレスなどが原因となっている可能性は高いです。
例えば、
- 飼い主が変わる(飼い主の死)
- 生活環境が変わる
- 愛情が不足している
- 理不尽に叱られ続ける
- 分離不安
- 頻繁な夫婦喧嘩など
など、環境の変化は大きく影響します。
私も経験がありますが、親の手術や引っ越しにより愛犬が急に病気を発症したことがありました。
うつ病以外にも病気を発症する可能性があり、うつ病から新たな病気を発症する可能性もあります。
環境が変わる機会があれば、愛犬の様子には特に注意する必要があります。
犬のうつ病の治し方や対策とは?
犬のうつ病の治し方や対策には、
- 正しいタイミングで愛情を与える
- 十分な散歩で信頼関係を築きながらエネルギー発散
- 分離不安に気を付ける
- 家庭環境を見直す(夫婦喧嘩など)
など、なるべく不安やストレスなどを与えないことに注意しましょう。
それにはやはり散歩は大切です。
飼い主との信頼関係を築き上げる良い機会でもあり、留守番でも疲れて寝ていられたりと不安を抑えることにも繋がります。
また、理不尽に叱ったり、夫婦喧嘩などで悪いエネルギーを毎日与え続けていれば、群れとしても負の関係になります。
愛犬が安心できストレスを溜め込まないようきをつけていきましょう。
犬がうつ病により死亡した事例!
犬のうつ病により死亡した子もいます。
飼育放棄され保健所に連れて行かれた子は、環境の変化も関係していますが、部屋の隅に座りご飯も食べない子も珍しくないと言われています。
今から紹介します事例も飼い主に捨てられた子のお話です。
空港に置き去りにされた犬の末路
結果から話しますと、その子は空港に飼い主に置き去りにされ、絶望した結果死亡したそうです。
コロンビアの空港において、2歳のメスの犬が飼い主に置き去りにされました。
彼女は1ヶ月もの間飼い主を探し回ったそうですが、疲れや絶望感からのストレスなどにより空港の隅で座り込んでしまいました。
空港の職員や旅行客もご飯を与えようとしたが、食べなかったそうです。
治療を施したそうですが、彼女は死亡しました。
獣医さん曰く、死因は「うつ病」であると。
信頼していた飼い主が急にいなくなることは、愛犬にとってはかなりストレスです。
それはペットホテルなどでも同様です。
ペットショップに預けるのはオススメしません。
汚いケージにただ入れて、ご飯を与え、散歩は排泄すれば終わり。
私が体験で働いたペットショップはこんなとこでした。
他の店舗でも同様の店舗はかなり多いです。
犬のうつ病 まとめ
犬にもうつ病は発症します。
原因は不安やストレスなどがほとんどでしょう。
普段から散歩もまったく行かず、留守番がほとんどの子は前足を舐めたりしていませんか?
無表情で以前より元気がない気がしませんか?
十分な散歩に加え、正しいタイミングで愛情を与え、留守番もグッスリ寝られるようにも注意しましょう。
犬は何でも食べるイメージのある方も多いのではないでしょうか?
しかし、ストレスを溜め込み傷ついた子はご飯を拒否することもあります。
皆さんが想像してる以上にデリケートです。
そして、素直です。
毎日退屈してストレスを溜めていないか?
様子がおかしくないか?
など、うちは大丈夫だろうと思っていても、もっと愛犬に意識を向けても良いかもしれません。
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