最近、河川敷に毒餌が撒かれている、田んぼに置いてあった毒餌を食べて犬が亡くなったなど、本当に何年経っても似たような毒餌事件は起こり続けます。
毒餌を撒いた目的は散歩中の犬なのでしょうか?
それとも野良猫目的や、ただの憂さ晴らしなのでしょうか?
そもそもなぜ、毒餌を食べて苦しむ動物達の気持ちがなぜ分からないのか…
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犬の毒餌事件!(大阪のある公園にて)
大阪市生野区鶴橋1丁目のある公園に散歩していた4歳の秋田犬の子が、公園に置かれていたドッグフードらしい物を食べてしまい、嘔吐し死んでしまったそうです。
嘔吐された成分を調べたところ、車の凍結液などに使うエチレングリコールという化学物質が検出されたそうです。
茂みの中に液体に浸されたドッグフードが置かれていた模様です。
野良猫に対して、ただの憂さ晴らしの可能性もあり、近所の犬への苛立ちの可能性もあります。
犬の毒餌事件!(和歌山の路上にて)
和歌山市小雑賀のある路上に落ちていたソーセージを散歩中の子が食べ、亡くなったそうです。
農業用の殺虫剤に使われるメソミルが検出されたそうです。
これは劇物にも指定されている危険な成分だそうです。
ソーセージは中身をくり貫き、粉末状のメソミルが詰め込まれて作られていました。
この目的も、ただの憂さ晴らしや身勝手な野良猫駆除などの可能性があります。
犬の毒餌事件!青い唐揚げが幾つも撒かれる!
甲府市において起きた事件で、被害にあったのは散歩中だったボーダーコリー。
青い粉の付いた唐揚げが数ヶ所に撒かれており、青い粉はカルバメート系の殺虫剤だったそうです。
これは、2chの野良猫駆除のスレッドに作り方が載せられていた可能性もあります。目的が散歩中の犬とは限りません。
野良猫が相次いで亡くなっている事件は、実はかなり多いです。
これは、日本だけでなく先進国でも起きている問題です。犬嫌いの人達についての記事に書いてあるので、良かったらご覧になって下さい。
北アフリカでは駆除として毒餌が撒かれた事件も!
北アフリカのレバノンでは、野犬駆除の目的として、自治体の職員が毒餌を撒き、毒の入った容器の周りでガタガタと泡を吹きながら痙攣している野犬達をトラックの荷台に放り投げている動画が話題となりました。
複数の保健職員が独自の判断で行われたそうで、関与した職員は停職処分されたそうです。
犬の毒餌問題 まとめ
毒餌の問題は本当に絶えません。
その対象は、必ずしも犬達が目的とは限りません。むしろ、ほとんどは野良猫の可能性もあります。
しかし、近所トラブルから散歩コースに毒餌を撒かれる可能性もあるでしょう。
拾い食い対策はもちろんですが、私達が安心せて散歩させることができないのは悲しいことです。
これは日本だけでなく先進国でも起きている問題なので、世界的で悩まされている解決の難しい問題だと思います。
幼少期から命の大切さ、周りの悲しむ反応などを学ぶことが一番の解決なのでは?と思います。
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